妊娠可能な女性には常に投薬に注意が必要
こころの病気や睡眠の問題については、薬を飲みながら経過をみていくということが多くあります。そういった中で妊娠可能な年代の女性については、常に妊娠、出産ということを考えておく必要があります。
妊娠出産について相談されたときには、すなおクリニックでは下記に示すような、データをお示ししながら十分に説明するようにしています。妊娠と薬に関連したデータは、下記のリンク先に詳しく、私が改めてここで別個に説明する必要はないと思います。また、下記のリンクにない薬剤については、添付文書の内容などもお示ししながら相談しています。
妊娠とくすり 安定剤、睡眠・鎮静薬、抗うつ薬、アルコール、タバコ 抗てんかん薬 抗パーキンソン薬 その他のくすり
すなおクリニックの基本的な考え方
基本的な、考え方は以下のとおりです。
1.妊娠あるいは妊娠の可能性のある場合には、禁忌の薬は、用いない。
2.薬物は、妊娠の継続に必要なものは用いるが、その影響については予め十分に説明して、患者さんの理解の中でご自身の考えも含めて決定する。
3.妊娠の継続に必ずしも必要でない薬は、相談の上で中止する。
妊娠が考えられる場合は、予めご相談ください。多くの方々が、相談をされています。