アスリートのこころの診療について

アスリートを対象とした精神科治療

すなおクリニック院長は日本スポーツ精神医学会の創始者の一人として、これまでオリンピック選手などトップレベルを含むアスリートの医学的メンタルケアをしてきました。当院においても、アスリートの診療を行います。

アスリートの診療に係る診療内容を以下に解説します。

実際の診療は薬物治療も含めて、保険診療で行います。アスリートの治療という形の特別な枠組みが必要なときには、2回目から予約料(5,000円)を頂く場合があり、これは事前に説明致します。

オーバートレーニング症候群

オーバートレーニング症候群はスポーツ医学においてはよく知られた名前ですが、国際疾病分類などにはない、いわば俗称でもあります。高強度のトレーニングを長期間続けた後に出現してくるパフォーマンスの低下を主な症状としますが、同時に、抑うつ感、意欲の消失、不眠などの睡眠障害も出現してくる疾患です。うつ病に準じた薬物療法と、回復のための適切な休息やクロストレーニングによって多くのケースが回復します。専門医の治療が必要な疾患です。

パニック障害

パニック障害は、一般診療でも診察をいたしますが、アスリートの場合は競技との関連についての相談が必要になります。また交通機関での移動については、遠征に関わることもあり、なるべく競技を続けられるように配慮して治療を行います。

摂食障害

女子アスリートでは、食事に関連した悩みも多くあります。普通に食べられない。食べ吐きをしたり、過剰に痩せた結果競技の継続が難しくなってもまだ食べられないなどの症状がみられます。

心因性の痛み、動きの障害、イップスなど

競技に関連した、痛みや動きの障害のうち、整形外科的な問題が殆どなくなっても、問題が残るケースがあります。そのようなケースについても、症状の改善をはかる治療を行います。時に、カウンセリングを導入する場合もあります。

更に、イップスも対象としています。イップスについては、ハバナトレーナーズルームの石原心トレーナーと連携しています。詳細はこちら(⇒イップスの治療は?)を御覧ください。

睡眠障害

アスリートは試合前や、競技に対するプレッシャから眠れなくなることがあります。これに対して、不眠症の認知行動療法や、筋弛緩作用が少なく、依存性の少ない薬物を選択するなど、競技を優先した睡眠の治療を行います。また、睡眠時間帯のズレや、過度の眠気などについても適切なアドバイスと治療を行います。