睡眠障害専門クリニックとして、当院は睡眠時無呼吸症候群の患者さんのCPAP管理も行っています。CPAPの良い管理をするため、CPAP機はフィリップス社の最新型(ドリームステーションAuto)を用い、これをクラウド型患者データ管理システム「EncoreAnywhere」で管理しています。

患者さんが、CPAPを夜間用いると、このドリームステーションAutoは、独自のインターネット回線を介して、そのデータをフィリップスのサーバーにアップロードします。そして、我々主治医は、パスワードを用いて自分自身の受け持ち患者さんのデータを、いつでも参照できるようになっています。

このシステムを採用してから、私は非常に丁寧な呼吸管理ができるようになりました。CPAPの使用率や使用時間だけでなく、圧の管理やVSと呼ばれるCPAPをつけながらのいびきの出現具合なども、毎夜ごとのデータを簡単に見ることができるので、特に導入して数ヶ月以内の患者さんでは、最適圧に変更していくことがしやすくなっています。

また、患者さんご自身も、受診時にSDカードを持参する必要がありませんので、SDカードを忘れるということもなく、受診時の負担も少なくなりました。

機械は写真のように、白を貴重とした非常にコンパクトで美しい機械です。また、マスクの形状も様々で、頭の上から顔の両脇をとおって、鼻に空気を送る新しい方式(ぼやけていますが写真後部に写っています)も使用することが可能で、睡眠時のうっとおしさを少しでも減らす工夫がされています。